2024.03.24

photo : 三井 至

 

レース概要

今大会は、2024年Jプロツアー（年間20戦）の第4戦に組み込まれ、栃木県宇都宮市清原工業団地を舞台として開催されました。

また、翌日3月23日（日）開催の真岡芳賀ロードレースとの2連戦となりました。

 

【開催日】

2024年3月24日（日）

 

【開催地】

栃木県宇都宮市清原工業団地 周辺コース

 

【距離】

63km（3km×21周）

 

【出場選手】

床井亮太

高梨 万里王

山口瑛志

風間大和

サウルエヴァー

エリックディアテンス

 

【出走人数】

125人

 

【動画】

YouTubeLive （ 4:15:00 頃から ）

https://www.youtube.com/watch?v=rcuwjyR-nxk

 

 

Race Report

前日に続き宇都宮で開催されたJプロツアー第３戦。前日の落車の影響を受けた夏目が欠場し、チームからは６名が出走した。集団スプリントになった際はスプリンターのエリックを軸に、それ以外の各選手は前半から積極的にレース展開をつくることを確認してスタートした。

 

 

１周目のパレード走行においては、集団と宇都宮ライトレール（LRT）が並走。地元宇都宮ブリッツェンのラッピングが施された車両と色とりどりのジャージが並ぶ迫力のある光景が実現した。

 

 

パレード走行を終え本格的にレースが始まると、各チーム激しいアタック合戦が開始。レバンテの選手たちも前をうかがい、床井、高梨を中心に攻撃をしかけていく。集団前方では床井、高梨、エヴァーの３名がお互いの位置を確認しながらレースを進行。

 

 

しかしレース中盤、昨日の落車の影響が強く残るエリックが徐々に集団後方に位置を下げてしまう。山口、風間がエリックの近くで走行しつつ、レース後半には高梨もエリックのサポートに入る動きを見せるがエリックを軸にスプリントに参加するのは厳しい状況となった。スプリンターを失った状況においては、レバンテは抜け出しをはかる必要がある。積極的に動き続けたが、逃げが決まることはなく集団スプリントに持ち込まれた。

 

 

優勝は集団スプリントを制した愛三工業レーシングチームの岡本選手。チーム最上位は単騎でスプリントに挑んだエヴァーの20位となった。そのほかの選手も全員完走を果たしている。

 

スプリンターであるエリックの力を発揮できず、悔しいレースとなった。レース全体においても、前方で攻撃ができた一方、各選手の位置取りやチーム全体としての連携には多くの改善点がある。次戦以降も積極的なトライを続けつつ、クリテリウムでのチームの勝ちパターンも模索していく必要がある。

 

 

次戦は、地元静岡県の修善寺サイクルスポーツセンターで開催されるチャレンジサイクルロードレースへの参戦を予定しています。地元静岡県修善寺で開催される伝統ある厳しいレースでも優勝を目指して挑戦していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

【レース結果】

1位　岡本隼（愛三工業レーシングチーム）

2位　石原悠希（シマノレーシングチーム）

3位　孫崎大樹（KINAN Racing Team）

…

20位　サウルエヴァー

58位　高梨万里王

73位　床井亮太

78位　山口瑛志

89位　エリックディアテンス

92位　風間大和