RACE REPORT レースレポート

2024 Jプロツアー【第7戦】西日本ロードクラシック DAY1

2024.04.27

photo : 三井 至

 

レース概要

本レースは、前週に群馬で開催された「東日本ロードクラシック」に続き2週連続での参戦となった。

5月に予定されるUCIレース「ツールド熊野」「ツアー・オブ・ジャパン」に向け、現在の各選手のパフォーマンス確認と、最後の調整レースとして積極的にレース展開に乗ってゆくとを目標に臨んだ。

 

【開催日】

2024年4月27日(土)

 

【開催地】

兵庫県立播磨中央公園 園内特設コース

 

【距離】

50.4km(7.2km×7周)

 

【出場選手】

床井亮太

高梨 万里王

山口瑛志

夏目天斗

グルドダニエル

エリックディアテンス

 

【出走人数】

116人

 

【動画】

YouTubeLive

https://www.youtube.com/watch?v=zbjj2kzWQHg

 

Race Report

本大会は、兵庫県立播磨中央公園内のサイクリングコースで行われる。

狭い道幅に多くのカーブと細かいアップダウンが繰り返され、脚力だけではなくテクニックも要求されるコースである。

 

 

こうしたコース特性もあり、レース前半は落車等のリスクも大きいため位置取りが重要になる。1日目は距離50.4kmと短いレースになるため、スタートライン前方に並び序盤からの動きに乗って抜け出していく事を確認してスタートした。

 

約1周の長いローリングを経て、レースがスタート。序盤から各チームがアタックを試み、速いペースでレースが進む。レバンテも、各選手積極的に展開に加わっていく。

序盤は高梨が中心となり積極的に動く。

 

 

レースに動きが出たのは、5周目後半の登り区間。谷選手(宇都宮ブリッツェン)のアタックに床井が反応し、9名の抜け出しが形成。床井が逃げに乗った。

 

 

この動きは決まったかに見えたが、前方集団の中から更なる3名の抜け出しが生まれ、床井を含む残り6名は後方集団に吸収される事になった。

 

この3名の抜け出しが決定的なものとなり、3名の中から兒島直樹選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が優勝。

 

床井の働きにより、メイン集団での勝負を任された高梨がスプリントに挑み、チーム最上位の10位を獲得した。

 

床井が勝ち逃げに乗りきれなかった悔しさがあるが、動いたタイミングは正しかったと言える。

チームでレースを見ながら、タイミングを外さずに動けているのはチームの連携が出来てきている証拠であり収穫である。

チーム内で連携を修正し、翌日のレースでもトライをしていく。

 

【レース結果】

1位 兒島直樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

2位 小林海(マトリックスパワータグ)

3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

10位高梨 万里王

35位山口瑛志

69位床井亮太

84位グルドダニエル

DNFエリックディアテンス