RACE REPORT レースレポート

2020東日本クラシック群馬大会DAY1×レースレポート

2020.07.23

2020東日本クラシック群馬大会

会場群馬サイクルスポーツセンター
距離120km(6km×20Laps)
出走メンバー佐野、伊藤、野宮、佐藤、西村、石井、海野、長田

レースレポート

2020年の開幕戦となる東日本クラシックが開催された。
今期はコロナウィルス感染症の影響により開幕が大幅に遅れ、シーズン中盤ともいえる7月からのスタートとなった。
今年の東本クラシックは異例の7/23~25の3連戦で行なわれる。

シーズン初戦、チームとしても初戦となる本大会は、具体的な作戦はたてず、今後のチームの可能性と現状分析のため、レース中は選手個々が自分の出来得ることにチャレンジして、チームとして纏まりのあるレース展開を心掛けた。

チームのオーダーとしては、消極的にならないこと、チーム員の動きを妨げないこと、である。

総距離120kmのレースは、序盤からアタック(集団から逃げ出す選手)が頻発し、目まぐるしい展開になる。チームとしてもこれは想定内、2周目の終盤に形成された15名ほどの逃げグループに佐野、海野の2名を送り込むことができ、チームとしてはまずまずの体制を築き上げることができた。

今日のレースは、この逃げ集団が3分程度の差を保ちながら最後まで逃げ切ることになったが、レース終盤で佐野と海野は、力及ばず遅れてしまった。

逃げ集団は最終的に8名になり、追走の40人ほどのメイン集団は、チームUKYO、マトリックスパワータグ等が牽引するが、差は縮まらず最終周回へ。優勝は逃げに3名を送り込んでいたキナンサイクリングチームの山本選手が勝ち取った。レバンテフジ静岡は、メイン集団のゴールスプリントに西村、佐藤、2選手が臨んだが、集団後方でのゴールとなった。

結果的には、西村、佐藤、長田選手の3名が完走ポイントを得たことになりチームランキングに反映されるが、序盤のアタックに反応していた佐野、伊藤、海野以外は、集団の中に埋もれてしまい、思うように動くことができなかった。

幸いにも逃げに2選手を送り込むことで主導権を得た形でスタートしたが、課題も多く見つかり、今回の結果やレース展開をふまえ、今後レースに活かしてゆきたい。