RACE REPORT レースレポート

2020東日本クラシック群馬大会DAY2×レースレポート

2020.07.24

2020東日本クラシック群馬大会

会場群馬サイクルスポーツセンター
距離60km(6km×10Laps)
出走メンバー佐野、伊藤、野宮、佐藤、西村、石井、海野、長田

レースレポート

東日本クラシック群馬大会2日目。

中日の今日は、60kmと比較的短い距離設定のため、ハイスピードレースが予想された。

チームとしては、昨日の消極的なレースを見直し、距離も短いことから、選手個々がお互いの動きを妨げず、積極的に展開に乗っていく(逃げに乗っていく)ことを心掛けレースに臨んだ。

予想通り、レースは序盤から抜け出そうとする選手のアタックが頻発し、ハイスピードで進む。1ラップ9分台に落ちることなく、群馬のコースとしては、かなり速いスピードを終始維持するレースとなった。

序盤から、佐野、伊藤、石井の3選手が、集団前方で展開。伊藤が序盤の6名ほどの逃げに乗るも、これは数周で吸収される。その後も集団は活性を保ったまま中盤へ。残るレバンテの選手も前方に上がり、展開に注意しながらレースを進めるが、無駄な体力を使う追走や、集団内での位置取りがバラバラになってしまったり、レース展開が見えていない場面も見受けられた。

しかし、今日のハイペースの中でも、ほとんどの逃げに選手が乗り、積極的なレース展開とチームとしての献身的な走りは、昨日から大幅に進化していると思われる。

終盤の7名ほどの強力な逃げに西村が入り逃げ切るかと思われたが、宇都宮ブリッツェンのチーム一丸となった猛追に吸収され、今日も3選手完走が精一杯という結果。但し、其々の選手が自分の役割を把握し、チャレンジした結果であることを付け加えておきたい。

最終日の明日は132kmの雨のレース、各選手疲労も溜まってきているが、初陣として最後までチャレンジ精神の走りを心掛けたい。

 

Photo by 三井至