2020群馬CSC交流戦8月大会Day-1×レースレポート

レースレポート

群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットを舞台に、群馬CSC交流戦8月大会が行なわれた。

今大会は、交流戦の文字通り「Jプロツアー」と「E1クラスタ」の混合レースとなり、エリートクラスの選手にとっては、プロ選手と同じレースを走ることが出来る貴重なレースとなる。出走人数も180人を超え、スタートから混戦が予想された。

今回はチームオーダー（作戦）を設定せず、選手個々が自分の事だけを考え、最善の結果を導き出すことに専念してレースに臨んだ。

言い方を変えれば、どんな走り方でも良いので、一つでも上の順位でゴールすること、が条件である。

消極的で、利己主義な走りにも成りかねないが、レースの機会が乏しく、発足一年目のチームにとっては、選手個々のパフォーマンスを把握し、チームとして今後のレース参戦の方向性と目標を明確にするために必要な策であると考える。

レースは序盤から1周8分台前半を刻むハイペースで進み、集団から抜け出そうとするアタックが頻発するが、大きな逃げには繋がらない。

レバンテフジ静岡も佐野、佐藤、石井選手などが集団前方で展開するが、7周を過ぎたところで雷鳴が鳴りはじめ、雨も降りだす。

8周目、雨と雷鳴が激しくなったところで、レギュレーションによりレース中断。そのまま再開される事無く、残り半分でレースは中止となった。

雷によりレースが中止になることは稀であるが、選手の安全には代えられない。8周回まで完了した選手は、全員完走扱いとなった。