2020西日本ロードクラシック広島大会Day-1×レースレポート
2020.08.29
2020西日本ロードクラシック広島大会Day-1
レースレポート
今期初の広島中央公園でのレースとなった西日本ロードクラシック。
ワインディングコーナーが続くテクニカルな下りと、通称「3段坂」と呼ばれる上り区間、それをつなぐアップダウンで構成される1周12.3kmのタフなコースだ。
前日夜に名古屋競輪場で行われたバンクリーグに参戦し深夜の大阪入り、そして午前中に広島に移動、強行スケジュールでの参戦となった。
夕方開催とはいえ、30度を超える猛暑。
熱中症対策に加え、昨日からの3日間連戦になるため脱水と体力の消耗を抑える冷却対策が必須となる。
先週の群馬交流戦で、現状はチーム戦ができる戦力を持ち合わせていないことが明確となり、序盤戦の積極的な走りを意識する作戦から、レース序盤は無理をせず終盤の展開に備える走りにシフト。現時点での最善策としてレースに臨んだ。
チームとして不本意な作戦ではあるが、序盤に動きすぎ途中でレースを去るようでは、選手にとって得るものが乏しい。長期的な視野を持って、今出来るレースを心掛け、日々のトレーニングと併せて実績を積み上げていく必要がある。
今回は61.5kmと、プロツアーとしては短いレースである。
序盤からハイスピードが予想されたが、案の定、周回を重ねるごとに集団の人数は減り、4周目には40名程に絞られる。
最終5周目に入ると先頭は5名が先行し、3名が追いかける展開に。その後にメイン集団約30名。
レバンテフジ静岡は、終盤で佐野が体調不良を訴えレースを終了し、西村のみがメイン集団に残り最終周回を迎えた。
最後は、逃げ集団からKINAN Cycling Teamの山本大喜選手が単独で抜け出し逃げ切り優勝。
西村はメイン集団のゴールスプリントで、25位でレースを終えた。
結果
25位 西村
41位 石井
44位 海野
62位 伊藤
64位 長田
DNF 佐野
DNF 佐藤
Photo by Itaru Mitsui