2020広島森林公園ロードレースDay-2
2020.09.27
2020広島森林公園ロードレースDay-2
レースレポート
広島森林公園ロードレース2日目。
今期Jプロツアー最長の1日目から一転、2日目は半分の6周73.8kmで行なわれた。
距離も短いことから、スタートからハイペースの展開が予想されたが、この日も中盤から後半勝負に絞りレースに臨んだ。もちろん、チャンスがあれば序盤の展開にも乗ってゆきたい。
1周目からアタックが頻発し、ラップタイムも17分前半という早いペースでレースが始まる。
2周目に入り、不調の佐野、長田と、昨日の落車でダメージを負った石井が集団からドロップ。先頭は、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)、椿選手(キナン)の2名が逃げる展開。
この2名をメイン集団が追う形で、レースは終盤まで進んだ。
5周目に入ったところで先頭の2名をメイン集団が吸収、マンセボ選手(マトリックス)のペースアップを口火に、キナンサイクリングチームのアタックの応酬が始まる。しかし、距離も短いことから決定的な逃げに繋がらず終盤までハイペースを維持する激しい展開のレースとなった。
レバンテフジ静岡は、伊藤、佐藤、西村、海野の4選手がメイン集団に位置するも、ペースの上げ下げが激しく、位置取りに専念しながら終盤の勝負所に備える。
そして、ラスト2周は、16分台という広島のコースとしては驚異的なスピードで走り抜けた。
最後は25名程でゴールスプリントへ。混戦の中抜け出した宇都宮ブリッツェンの西村選手が先頭で優勝を飾った。
レバンテフジ静岡は、佐藤、西村、海野がトップ集団で最終周を迎え、西村が21位、佐藤、海野は少し遅れてゴールした。
42km/hオーバーの平均速度は、このコースのコースレコードを記録。
この2日間を振り返ると、上位リザルトまでは届かないが、徐々に調子を上げている選手も見受けられる。残るレースは3戦、ここまでの1ヶ月間行なってきてた高負荷トレーニングの成果を終盤で発揮したい。
結果
21位 西村
33位 佐藤
37位 海野
61位 伊藤
96位 長田
DNF 佐野
DNF 石井
Photo by Itaru Mitsui