RACE REPORT レースレポート

2022JCL キナン古座川ロードレース

2022.09.03

2022JCL キナン古座川ロードレース
会場 和歌山県古座川町
距離 124.8km(41.6km×3周)
出走 51名

出走メンバー バトムンク マラルエルデンエンクタイヴァン ボローエルデン西村 基鈴木 史竜海野 晋作高梨 万里王

YouTube  https://youtu.be/otukUIhNF48

 

初開催のキナン古座川ロードレースが、和歌山県古座川町にて開催されました。難易度の高いコースレイアウトと、酷暑のサバイバルレース、チーム最上位はマラル選手の13位でした。

 

1周41.6km、途中に約3km平均勾配10%の登り区間があり、下りの荒れた路面は滑りやすく道幅も狭い。スタート前はレースが成立するのかという意見もあったが、選手も慎重だったため落車等は無く、最後は実力者が残るレベルの高いレースとなった。峠区間以外は、なだらかなアップダウンを繰り返す平坦基調のコースだ。

 

1周目
エボ選手がファーストアタックを試み、数名が反応するも逃げには繋がらず、集団のまま峠に入る。峠区間は急激に道幅が狭くなるため、特に1周目は、入り口までの位置取りも重要になる。登り勾配が急になると集団は崩壊、バラバラになった選手は頂上を通過し、下り区間で小さな集団を形成する。

 

2周目
1周目峠を下り終わって形成されたトップ集団は、山本 大喜選手(キナン)、ネイサン アール選手(UKYO)、ベンジャミン ダイボール選手(UKYO)、宇賀 隆貴選手(UKYO)の4名。それを追い、マラル選手と西村選手を含む15名程の第2集団が形成された。
追走集団のペースをコントロールするのはマトリックスパワータグ。

マラル選手と西村選手もローテーションに加わり、20秒ほどの差で2回目の峠区間に入る。登りに入ると、第2集団から増田 成幸選手(宇都宮)、石橋 学選手(UKYO)、マルコス ガルシア選手(キナン)の3名がブリッジを図りトップ集団は7名に。西村選手を含む数名がこの峠区間で遅れ、追走集団もマラル選手を含む8名に絞られる。

 

3周目
3度目の峠区間、先頭集団では、ネイサン アール選手、マルコス ガルシア選手の2名が抜け出し、他選手もバラバラの状態で山頂を通過する。追走集団もペースが上がりバラバラになると、マラル選手が遅れ始め、ゴールまでの約30kmを独走、13位でレースを終えた。先頭は、先行する2名に追いついた増田選手、山本選手を含む4名でのゴール勝負を制したネイサン アール選手が優勝した。

 

初開催のコースで行われた今大会、登坂力を必要とするコースでマラル選手と西村選手の両選手が健闘したが、上位入賞には届かなかった。

 

次回も初開催となる宿毛ロードレース、JCLとしては初の四国開催である。高速道路を使ったコースで繰り広げられる熱い戦いを是非ご期待ください!悲願の優勝を目指し、次回も頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!